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新川タイムズ

久保田 信

2019/08/06 業界コラム

若返れるベニクラゲを人類究極の夢に応用しよう( その 1 )

見上げる夜空に瞬く無数の星には生命は存在しないと言われる。暗黒の宇宙に浮かぶ生命のオアシスで美しい青と緑の地球には、我々も含めて、目下、動物約 40 門 150 万種が、多種多様な姿で消費者として暮らしている [2]。
これら動物の幼時の姿も生活方法も親とは著しく異なるものが多く、40 門の大半が生息する海洋ではまさに壮観である [5]。

45 億年の地球の歴史を 1 年のカレンダーに凝縮すると、大晦日から新年に移行する直前に人類が誕生し、11 月中旬のカンブリア紀にわれわれ動物が出現しはじめ、40 門が進化した。これら 40 門の動物は、いわば我々の兄弟姉妹であろう。消費者である動物は、生産者の植物や還元者の細菌と共に、ガイア・地球をバランスよく生かしている。ただ人類のみが文明を発達させたおかげで、この自然のサイクルから、特に食物連鎖からほぼ離脱できた。まさに人類は夢をかなえ続ける不思議な動物である。

さてこれら約 150 万種類の動物の中で最大のウルトラ能力を持ったのは何であろうか? 各々の種類が独特の素晴らしい能力をいかんなく発揮しているが、人類の究極の夢である「若返り」を起こせる動物がいる。しかもたった一度きりではなく、何度も起こせるのである。その動物こそがベニクラゲである [1][3][4]。筆者はベニクラゲの生物学的研究を大学院生時より 40 年間余りに亘り継続中で、全世界の人達に若返る超ウルトラ能力を体験・学習できる研究所を、和歌山県白浜町に 2018 年の海の日である 7 月 16 日に退職後まもなく立ち上げた。その後のたった一年余りの活動でも、大変有り難いことに、ユニークな体験研究所の存在は注目され、多くの新聞やテレビ・ラジオ、雑誌や書籍等で紹介されている。例えば、日経新聞 2018 年 7 月 27 日付け、NHK おはよう日本 2018 年 8 月 23 日放送(NHK World にて英語版でも)、FM 白浜ビーチステーションで毎月 2 回放送、[6] 。本稿では、まさにユニーク中のユニークなベニクラゲの若返りと、それが人類に夢を与えていること、最後にその可能性について紹介したい。...

一般社団法人 ベニクラゲ再生生物学体験研究所 所長・代表
久保田 信