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新川タイムズ

タック 川本

2018/09/04 業界コラム

メジャーリーグの現場 ― 人生にコールドゲームはない ー No.1

24 歳の時であった。以前からアマゾンのジャングルで自給自足の社会に興味を持っていた私は、生まれて初めてアマゾン・ジャングルの地を実際に訪れ、そこに住むインディオの生活に触れることができました。そしてその帰り道、大きな満足感に浸って、何気なしにアメリカ・サンフランシスコへと立ち寄り、そこで私は初めてメジャーリーグの試合を観戦しました。お金もあまり持っていなかったので安い外野席での観戦でしたが、5 万人の観衆がたった 1 個のボールの行方に熱狂するスタジアムの雰囲気に、私は文字通り圧倒されました。「ベースボールというスポーツは、これほどまでに人の心を感動させるものなのか」そうしてアマゾンの地で感じたものに勝るとも劣らない充実感が、私の中を駆け巡っていきました。

17 歳の時にある先輩から「君は何んで、何のために生きているのか」と質問されたことを思い出しました。

時は流れて現在、メジャーリーグの試合は、シーズン中になれば、ほぼ毎日、テレビで衛星放送を観戦することができるようになりました。そして、あの時私がサンフランシスコで感じた感動を今また多くの日本にいる人々へ提供しています。皆様の中にも「はじめは日本人選手がいるから興味本位で見ていたけど、やっぱりメジャーリーグは迫力が違うな」などと思ってくださる方がいらっしゃるなら、メジャーリーグに携わる一人の人間としてこれほどうれしいことはありません。実際にメジャーリーグでは、プロ意識の中、エンターテイメント、ショービジネスとして人々を楽しませる仕組み、環境を作り上げています。

本稿では超競争社会のメジャーリーグについて 9 つの視点でお話しします。今月は、第 1 から第 3 の視点です。...

国際ビジネス & スポーツアナリスト
タック 川本