当時はまだコンデジしか持っておらず解像度も低く、ピントも甘くお粗末な写真でしたが雰囲気だけは！

私にとってはこれを見ないと一年が締めくくれない…そんな出会いなりました。この彩と共に師走を迎える…といった心もちでしょうか。

　調布市総合体育館にも当然駐車場はありますが、館内施設（プールや体育館等）利用者限定で出庫の際には施設利用印を確認されますので、写真を撮ることが目的の場合には神代植物公園駐車場に停めることをお勧めします。

地図を見ますと 3 種類のルートが表示されていますが、一番シンプルな青い点線を辿って頂ければ公衆トイレの先右手に当該ベンチとイロハモミジが見えてきます。

午前 8 時半位から 10 時頃までが勝負です。私は三脚設置、カメラ設定等の準備で天候が良く風が強くない日には 8 時には場所取りしています。12 月に入ったばかりとはいえ朝は当然冷えますので防寒準備はしっかりと。

深大寺方向、ちょうど地図下側方向の武蔵野の雑木林越しに太陽が顔を出すのが 8 時半頃。

陽の光が当たり始めると橙色と緑色それぞれが段々と鮮やかに映え始めシャッターチャンスの到来です。

気を付けたい点としては、ベンチの向こう側つまり自由広場は散策を楽しむ方、犬の散歩をされる方が早朝といえどもカメラの前を横切ります。皆さんそれぞれ武蔵野の面影残る朝を楽しまれてますので、そこは心静かにじっと待つことも、はたまた犬と飼い主のシルエットを織り込んでまた違った作風を狙うも写真の醍醐味ではないかと。

また、ついうっかりベンチに物など置きますと、その時は気づかなくとも PC 等大画面で見た際、ベンチの背もたれの隙間から妙な影が…がっかりすることも有りますのでベンチに物など置かれていないかは撮影前にチェックをされてください。

その年その年で色づきの進み具合や色づき方が変わりますので仕事の合間を縫ってベストタイミングに当たるのはなかなか難しいものですがそれも自然相手の風景写真の醍醐味ではないかと。

そもそも武蔵野の面影を色濃く残す一帯です。

近隣の深大寺（ http://www.jindaiji.or.jp/ ）も紅葉の美しい古刹です。深大寺蕎麦が有名ですが蕎麦店は 10 時 30 分頃開店が多いのでご留意を。

神代植物公園（ http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html ）もお勧めです。開園は午前 9 時 30 分。見事な色づきを見せる「かえで園」は有名ですが、色づいたメタセコイアが池に写り込む姿も秋の楽しみです。

さて、こちらは昨年の暮れの作品です。