高性能化、省エネルギ、省スペース、簡単操作など、その全てを向上させた温度サイクル試験器です。

新開発のホットガス温度制御など独自の機構を新たに搭載し、基本性能と使いやすさが更に進化しました。これにより一ヶ月(約 750 時間)以上に渡る長期間のデフロストフリー運転を実現し試験時間の大幅な短縮を可能にしました。

温度制御用にヒーターを必要としないことから、「ECO モード」との併用で、最大 46% の省エネを達成しました。

温度サイクル試験器(気槽式)WINTECH NEO AIR

特徴

ホットガス温度制御を実現(特許申請中)

冷凍機の運転中、低温室冷却器に高温高圧の吐出ガスを流すことにより温度を制御。温度制御のためにヒータを使用しない画期的な制御システムを全機種に標準装備しました。

一ヶ月(約 750 時間)以上に渡る長期間のデフロストフリーを標準化

ホットガスによる温度制御に加え、高いボディ剛性、全体の密閉度を高めるなど徹底的な基本構造の見直しにより 1 ヶ月以上にも及ぶ長期間のデフロストフリー運転を実現しました。

最大 46% の省エネを達成

高い省エネ機能を持つエタック独自の「ECO モード」にホットガス温度制御が加わり、更なる電力消費を削減。基本性能を低下させることなく大幅な省エネを達成しました。

ワイドカラー液晶タッチパネルの採用で操作性が向上

全ての操作をコントロールする ETACOM に、タッチパネル付き 7.5 インチワイドカラー LCD を採用。
プログラムの進行状況の確認や高度なプログラム機能も直感的に操作できます。

運転データ自動保存機能により、過去の履歴をレビュー可能

電源が ON であれば試験運転以外の時間でも、チャンバ内メモリに運転データが自動的に保存されます。
過去に遡って運転履歴をレビューすることが可能です。

パワーデバイスなどの信頼性評価用に、300℃ 仕様もご用意

高温室 350℃ 実現のため高温ダンパ用パッキン採用による耐熱性・信頼性を向上させた専用設計。 新開発の低温復帰時間短縮機能(SR 機能)の搭載など、高性能と安全性を高い次元で両立したシリーズです。

WINTECH NEO AIR(ウィンテクネオエアー) シリーズ型式/基本性能表

 試験室内寸法(W×H×Dmm)
温度範囲 370×330×400 370×500×400 370×450×400 650×500×400 700×500×600
(高温側)+60℃〜+200℃
(低温側)−65℃〜0℃
NT550A NT1050A NT1250A
(高温側)+60℃〜+200℃
(低温側)−65℃〜0℃
NT1050W NT1250W NT2050W
(高温側)+80℃〜+300℃
(低温側)−65℃〜−10℃
NT3701A
(高温側)+80℃〜+300℃
(低温側)−65℃〜−10℃
NT3701A

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