携帯型直流地絡点探査器(DS-PT)、携帯型地絡点探査信号発生器(DS-GT)は、直流電路に発生した地絡故障箇所を運転状態(活線状態)のまま探査する装置です。
直流地絡継電器(64D)を設置した直流電路(DC110V,24V)で使用します。
発電所、変電所、工場、プラントの機器制御用直流電路の地絡故障箇所の探査に役立ちます。

特徴

  • 付属のクランプ変流器で電線をクランプすると、その回路の地絡抵抗値を表示します。
  • 地絡発見時には、光と音でお知らせします。
  • 地絡探査時のデータは、装置本体へ記録でき、パソコンへ転送できます。

システム構成

携帯型直流地絡点探査器(DS-PT)と携帯型地絡点探査信号発生器(DS-GT)を組み合わせて使用します。

測定原理

信号発生器(DS-GT)は、内部にある測定用信号重畳部で、アース線に測定用信号(5Hz、5Vpp)を重畳します。

地絡故障箇所には、アースを介して測定用信号の交流電流(5Hz)が流れます。

探査器(DS-PT)のクランプ変流器でこの電流を検出します。

探査器(DS-PT)の画面表示

探査器(DS-PT)の地絡探査画面には、抵抗値のほか、対地静電容量、抵抗分漏れ電流や、容量分漏れ電流などを表示します。通常は画面は緑色に点灯しますが、地絡回路をクランプするとブザー音が鳴り、赤色に点灯します。

地絡探査画面に表示された値は、記録ボタンを押下、もしくは地絡がある回路をクランプすると記録されます。閲覧ボタンを押下すると、記録した値を確認できます。

仕様一覧・別売品

【仕様一覧】
【別売品(クランプ変流器)】

クランプ変流器は、ND-40(変流器内径 ϕ40mm)を標準で付属しています。

オプションで、内径の異なる ND-80(ϕ80mm)、ND-8(ϕ8mm)があります。

地絡故障箇所の探査例

【設置準備】

まず、信号発生器(DS-GT)を直流盤の電源とアースに接続します。その後、探査器(DS-PT)と信号発生器(DS-GT)の間で同期調整します。

【地絡故障箇所の探査例】

信号発生器(DS-GT)の電源側、負荷側を探査器(DS-PT)のクランプ変流器でクランプし、地絡が接続点の電源側か負荷側かを確認します。
地絡ありの回路を追って行き、最終の地絡点(地絡ありから地絡なしとなる点)を探します。

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